[ロンドン 7日 ロイター] - JPモルガンは7日、今後数カ月間のトルコの金利予想を引き上げ、財政支出計画とインフレ加速により、今後2回の中銀政策決定会合で合わせて10%ポイントの利上げが行われるとの見通しを示した。
JPモルガンはノートで「利上げが前倒しされ、9月と10月にそれぞれ500ベーシスポイント(bp)引き上げられるとみている。財政支出と大幅なインフレ加速を考慮するもので、前回の250BPから上方修正となる」と説明した。
また、政策金利の今年末時点の予想を現在の35%から、来年末時点の予想も45%からそれぞれ「引き上げるリスク」があるとした。