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国際収支巡り私的懇談会、課題克服へ「危機感共有」 年央にも成果文書

発行済 2024-03-26 14:18
更新済 2024-03-26 14:27

Takaya Yamaguchi

[東京 26日 ロイター] - 財務省は26日、赤字続きの貿易収支やデジタル赤字を抱える国際収支の課題を洗いだす私的懇談会の初会合を開いた。将来の危機意識を共有し、課題克服につなげる狙い。今後も議論を重ね、年央にも成果文書をまとめたい考えだ。

懇談会は神田真人財務官が主催。民間エコノミストを含む有識者らが出席した。

国際収支のうち、貿易収支だけでなく、デジタル分野や研究開発関連などの先進的な分野でも赤字が拡大している。神田財務官は「日本が今後、財、サービス両分野で国際競争力を維持、強化するにはどのような政策が必要かという論点がある」と、懇談会立ち上げの狙いを語った。

過去最高の黒字を更新した第1次所得収支についても、企業が海外に生産拠点を移した影響で、稼ぎが海外に再投資され、結果として日本に還流しない現状がある。

有識者からは「国内に魅力的な投資先がないことの裏返し」との指摘のほか、「GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)の投資を活発化させるべき」などの意見が出たという。

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