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米国株見通し:米中首脳会談の行方見極めムードで売り優勢気味に

発行済 2019-06-28 18:25
更新済 2019-06-28 18:41
米国株見通し:米中首脳会談の行方見極めムードで売り優勢気味に

S&P500先物       2938.25(+7.25) (18:00現在)ナスダック100先物  7697.50(+7.00) (18:00現在) 18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。

NYダウ先物は80ドル高程度で推移している。

欧州株式市場は全面高。

時間外取引のNY原油先物は前日比0.20ドルほどの下落で推移。

こうした流れを受け、28日の米株式市場は買い優勢で始まりそうだ。

 ただ、29日に開催される米中首脳会談の行方を見極めというムードになりやすく、最終的には利益確定の売りに押される展開になるとみられる。

トランプ米大統領は、中国の習国家主席に6カ月間の関税引き上げ猶予を約束したかとの質問に対して、「していない」と述べている。

NY原油先物も様子見ムードが広がり、もみ合い展開が見込まれる。

 本日発表となる米国の経済指標は、5月個人所得、個人消費支出、コアPCE価格指数、6月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)など。

個人所得や消費支出は前月並みの伸び継続も、コアPCE価格指数は伸び鈍化が予想され、シカゴPMIは低下が予想される。

それらを総合すれば、連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ後押しのかたちになり、株式市場にはややポジティブな材料となる可能性がある。

決算発表は、コンステレーション・ブランズなどが予定されている。

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