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注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場予想どおり政策金利の据え置きが決定された。
声明に9月利上げを示唆する内容が含まれなかったことから、追加利上げ観測が後退し、為替相場は円高・ドル安方向に振れた。
日経平均は円高が重しとなり68円安からスタートすると、一時16450.28円(同214.54円安)まで下落する場面があった。
日本銀行・金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードも強い。
個別では、第1四半期決算や「Pokemon GO Plus」の発売延期を発表した任天堂 (T:7974)が6%安で推移している。
三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株が売られているほか、ソフトバンクグ (T:9984)、JT (T:2914)などが軟調。
第1四半期決算が減収減益となった富士フイルム (T:4901)は9%安に。
また、コロプラ (T:3668)も決算を受けて急落し、ハピネット (T:7552)、サノヤスHD (T:7022)などとともに東証1部下落率上位となっている。
一方、トヨタ自 (T:7203)が小幅高となっているほか、ファナック (T:6954)、Vテク (T:7717)、日本電産 (T:6594)、村田製 (T:6981)などが堅調。
また、第1四半期決算を受けてアドバンテス (T:6857)やアルプス電 (T:6770)が急伸し、九電工 (T:1959)などとともに東証1部上昇率上位となっている。