(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5165.70(+83.50)
前営業日終値 5082.20(+2.93)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5736.31(+154.90)
前営業日終値 5581.41(‐23.80)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3825.00(+85.86)
前営業日終値 3739.14(‐19.22)
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<ロンドン株式市場> 上昇。米国市場が堅調に始まったことに支援され、銀行・鉱山
・エネルギー株が一時の下げから切り返した。
CMCマーケッツの株式部門代表ジミー・イエーツ氏は「米株市場寄り付き後、上げに
転じた」と指摘。「ドルは依然として弱く、世界的な景気対策の出口戦略実行の兆しはな
いが、株式は引き続き堅調となる可能性がある」とつけ加えた。
リスク選好の高まりを背景に銀行株が買われた。スタンダード・チャータード
は1.7%高、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が目標株価を引き上
げた。RBS株は0.8%安。INGが投資判断を「ホールド」から「セル」に引き下げ
た。
ロイズ・バンキング・グループ
0.3─2.7%値上がりした。
エネルギー株も高い。イランと欧米との緊張が高まるなか、ドル安を受けて石油価格が
67ドル超に上昇した。
BP
高。一方、ケアン・エナジー
れぞれ値下がりした。
銅は、在庫増加や中国による輸入減などをめぐる懸念が圧迫要因となって8月中旬以来
の安値をつけた。それにもかかわらず鉱山株は買いが優勢となった。
BHPビリトン
け市場(AIM)に上場しているチャーチル・マイニング
けたことを明らかにしたが、BHPビリトンが含まれるとの見方は否定した。
フレスニロ
3.9%値上がりした。
タバコや医薬品などのディフェンシブ銘柄も買われた。インペリアル・タバコ
は0.3%高。インベステックが目標株価を引き上げた。ブリティッシュ・アメリカン・
タバコ
グラクソ・スミスクライン
れ値上がりした。
建材販売大手ウルズリー
け、ドイツ銀行が投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げた。
<欧州株式市場> 大幅反発。FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>が節目
の1000ポイントを上回って引けた。企業合併・買収(M&A)活動の活発化を受け、
投資家心理が上向いた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は17.51ポイント(1.78%)
高の1001.42。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は67.17ポイント(2.37%)高
の2899.12。
米事務機器大手ゼロックス
シズ(ACS)
また米医薬品大手アボット・ラボラトリーズ
の製薬部門を66億ドルで買収する意向を示した。
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)
ジー会社クルーセル
カナダ・ライフ(ロンドン)のファンドマネジャー、マーク・ボン氏は「通常に戻りつ
つある兆候だ。企業はいち早く優位に立とうとしている」と指摘。「現時点で融資へのア
クセスがあれば、買収コストは非常に小さい」と述べた。
DJユーロSTOXX欧州銀行株指数<.SX7P>が高い。コメルツ銀
イズ
ャータード
ノルウェー最大銀行グループDnBNOR
ーは、同国における銀行・保険株の空売り規制の解除や前営業日の株価上昇を背景として
挙げた。
27日投開票のドイツ連邦議会(下院)選挙結果が好感され、独DAX指数<.GDAXI>は
2.8%上昇した。
原子力発電施設を運営するエーオン
律をドイツ政府が撤回するとの投資家の期待が高まった。
一方、補助金の削減が懸念され、太陽電池メーカーのQセルズ
を下げるなど、太陽発電関連株はさえなかった。
[東京 29日 ロイター]