旭硝子 (T:5201)は10月31日、ハードディスク駆動装置(HDD)用ガラス基板事業から全面撤退することを明らかにした。
今年9月末までに、中国での生産をすでに終了している。
厳しい市場環境の中で受注が想定以上に減少していることから、HDD用ガラス基板事業の採算は今年上期から急速に悪化。
生産拠点の人員削減などコスト削減に努めてきたものの、今後も販売減少が避けられないとの見込みから撤退を決めた。
同社は広東省広州市の旭硝子玻璃基板(広東)公司を通じ、主に2.5インチHDD用ガラス基板を生産していた。
ただ、ノートパソコンの販売低迷やSSD(記録媒体としてフラッシュメモリを用いる記憶装置)の台頭で、2.5インチHDDの需要は2010年の約3億1200万台から2016年は約2億1000万台まで減少。
今後も一段の減少が見込まれている。
なお、今後もHDD用ガラス素材に関しては技術開発を継続。
ガラス素板の開発・供給などを通じ、HDD業界との連携を図っていく。
【亜州IR】
今年9月末までに、中国での生産をすでに終了している。
厳しい市場環境の中で受注が想定以上に減少していることから、HDD用ガラス基板事業の採算は今年上期から急速に悪化。
生産拠点の人員削減などコスト削減に努めてきたものの、今後も販売減少が避けられないとの見込みから撤退を決めた。
同社は広東省広州市の旭硝子玻璃基板(広東)公司を通じ、主に2.5インチHDD用ガラス基板を生産していた。
ただ、ノートパソコンの販売低迷やSSD(記録媒体としてフラッシュメモリを用いる記憶装置)の台頭で、2.5インチHDDの需要は2010年の約3億1200万台から2016年は約2億1000万台まで減少。
今後も一段の減少が見込まれている。
なお、今後もHDD用ガラス素材に関しては技術開発を継続。
ガラス素板の開発・供給などを通じ、HDD業界との連携を図っていく。
【亜州IR】