(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5906.43(+37.47)
前営業日終値 5868.96(‐60.20)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7267.87(+93.73)
前営業日終値 7174.14(‐56.11)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3793.27(+19.15)
前営業日終値 3774.12(‐33.39)
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<ロンドン株式市場> 反発。中国の国内総生産(GDP)が予想を上回ったことに加
え、米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で世界経済の回復をめぐる期待が上向く
なか、商品株などに買いが入った。
前日までの3日間で約5%値下がりしていた鉱山株<.FTNMX1770>は1.8%高。予想を
上回る中国GDPを受け、同国経済がハードランディングに向かっているとの懸念が和ら
いだ。
一方、銀行株<.FTNMX8350>はまちまち。ユーロ圏の債務危機問題が重しとなった。
英放送大手BスカイB
<欧州株式市場> 反発。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が議会証言で、
米経済が一層弱体化した場合には追加金融緩和を行う用意があると発言したことが好感
された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.37ポイント(0.68%)高
の1099.09。4営業日ぶりに反発した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は21.52ポイント(0.80%)高
の2715.05。
投資家のリスク警戒感を示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数<.V2TX>は6.
3%低下した。
しかしRBSの株式ストラテジスト、グラハム・ビショップ氏はFRBが量的緩和第3
弾(QE3)を実施する可能性について「QE3が行われるから安心だとはまだ言えない。
今後、議会を納得させるまでにはかなりの時間がかかる」と指摘した。
世界的な需要が徐々に高まるとの思惑から自動車株<.SXAP>が2.5%上昇。ダイムラ
ー
スタンレーが両社の第2・四半期の業績見通しを引き上げたことなどが買い材料となっ
た。
これまでの約3週間で15%と大幅に値下がりしていたイタリアのFTSE・MIB指
数<.FTMIB>は1.8%高となった。値ごろ感のある銘柄に投資家の買いが入った。
STOXX欧州600銀行株指数<.SX7P>は0.3%高だったものの、ギリシャの銀行
株指数<.FTATBNK>は4.7%安となった。
[東京 14日 ロイター]