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神韻交響楽団2017世界ツアー初来韓公演 次は台湾10都市を巡回

発行済 2017-09-20 09:46
更新済 2017-09-20 10:00
神韻交響楽団2017世界ツアー初来韓公演 次は台湾10都市を巡回
「5千年文明が育んだ音楽」をテーマに、東洋と西洋の伝統楽器のコンビネーションが織りなす豊かな音色を届けてきた神韻交響楽団。
2017年世界ツアーは、初めてとなる韓国公演を皮切りにスタートした。
大邱(テグ)と高陽(コヤン)で行われた公演を鑑賞したアーティストたちは、その高い芸術性を評した。


 慶北大学韓国伝統音楽科のジュ・ヨンイ教授は、楽団が伴奏を務める舞台芸術・神韻芸術団を以前、鑑賞している。
「中国の音楽は心を震わせ、かつ壮大なものです。
東西文化の融合するポイントに、中国の音楽の核心があります」と、その卓越したパフォーマンスについて感想を述べた。


 公演を取材した大紀元韓国イム・ウンヘ記者によると、神韻交響楽団は今回、総芸術監督D.F氏の創作曲はじめクラシックの名曲など10曲を演奏。
二胡や琵琶などの弦楽器は「天女の美妙な足どり」を表現し、トランペットなどの金管楽器は「王朝軍の威厳と覇気」を示した。
「観客は、天上と人間世界を行き来するような、神秘的な経験できる」とウンヒ記者は報じた。


 神韻音楽は、公式ページで一部を鑑賞できる。
下記動画は、3000年に一度咲くといわれる「優曇華の花」をモチーフにした楽曲。


 楽曲のテーマは、中国王朝の荘厳さのほか、高山に囲まれたチベット高原に生きるチベット族の力強さ、馬を扱うモンゴル族の遊牧民の逞しさを描いたものもある。
低く伸びのあるトロンボーンの響きが、雪原をかける馬の群れを思わせる。
韓国伝統画を描くキム・ヨンジャ画伯は「壮大でまさにパーフェクトな音楽。
目を閉じると、走り抜ける騎馬民族の映像が浮かぶようだった」と述べた。


 キム・シンファン韓国オペラ振興会会長は「音楽とは神からの贈り物。
神韻音楽は、私たちの生きる地球、宇宙が歩む道を示した」と語った。


 韓国公演は18日に幕を下ろし、20日からは台湾10都市公演がスタートする。
これを終えたのち、北米でツアーを展開する。


 日本で神韻オーケストラを楽しむ機会は、来春となる。
交響楽団が伴奏を務める、舞踊と音楽の舞台芸術「神韻芸術団」世界ツアー日本公演は、2018年4月17日~5月2日。
東京、宇都宮、川口、名古屋、西宮、京都で開かれる。


 チケットはすでに先週、販売開始している。
専用オンラインサイトで詳しい日程と公演時間を確認でき、座席を選んでチケット購入ができる。
ぴあなど各種チケットサービスでも神韻のチケットを取り扱っている。


(編集・甲斐天海)

【ニュース提供・大紀元】


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