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為替も対ドルで109円台前半と前日午後3時のレートと大差ない。
このため、9日の東京市場は売り買いの手掛かりが乏しく、膠着感が強まろう。
利益確定売りを消化しながら、日経平均の22500円を固める1日となりそうだ。
後場は13時25分にトヨタ
(T:7203)の決算発表が予定されている。
初の取引時間中の決算発表だけに、後場寄り付きから決算発表まではトヨタ以外の輸出関連株やTOPIX先物も含めて売り買いが手控えられよう。
また、本日はオプション5月きりの特別清算指数(SQ)算出を11日に控えた水曜日だけに先物の大口フローが相場を動かす可能性が意識される。
しかし、前日まで上値で買いが止まり、下値では売り物が途切れる典型的な小動き相場だったため、結局は本日も相場全体としては方向感の掴みにくい1日となりそうだ。
格上げ等が観測されているJT (T:2914)、セブン&アイ・ホールディングス (T:3382)、イオンファンタジー (T:4343)、東宝 (T:9602)などに注目。