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後場に注目すべき3つのポイント~買い戻し一巡後の重さから材料株に資金集中も

発行済 2018-07-06 12:33
更新済 2018-07-06 12:40
後場に注目すべき3つのポイント~買い戻し一巡後の重さから材料株に資金集中も
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6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


・日経平均は5日ぶり反発、買い戻し一巡後の重さから材料株に資金集中も
・ドル・円は高値圏でもみあい、米国の対中制裁に警戒も
・値上がり寄与トップはエーザイ (T:4523)、同2位はTDK (T:6762)

■日経平均は5日ぶり反発、買い戻し一巡後の重さから材料株に資金集中も

日経平均は5日ぶり反発。
144.90円高の21691.89円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えている。
休場明けとなった5日の米国市場でNYダウは181ドル高と反発した。
欧米間の自動車・自動車部品への関税を巡る貿易摩擦への懸念が後退。
マイクロン・テクノロジーが中国の裁判所による販売禁止処分の影響は軽微との見方を示し、半導体関連株も買われた。
為替市場では朝方、円相場が1ドル=110.60円近辺で落ち着いた動きを見せており、本日の日経平均は買い戻しが先行して100円高からスタートした。
朝方には21796.07円(249.08円高)まで上昇する場面もあったが、その後は伸び悩む展開となった。


個別では、トヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)、キーエンス (T:6861)などが堅調。
半導体関連株ではSUMCO (T:3436)などが買われる一方、東エレク (T:8035)は伸び悩み小幅高となった。
村田製 (T:6981)は4%超高と上げが目立つ。
また、早期アルツハイマー病患者を対象とした新薬候補の試験結果が好感されたエーザイ (T:4523)はストップ高水準まで買われた。
一方、任天堂 (T:7974)、ファーストリテ (T:9983)、資生堂 (T:4911)などがさえない。
良品計画 (T:7453)は続落して4%安。
決算発表の7&iHD (T:3382)は朝高後に値を崩し、小幅安で前場の取引を終えた。
セクターでは、医薬品、鉄鋼、卸売業などが上昇率上位。
半面、石油・石炭製品、その他製品、サービス業などが下落率上位となった。


米中・米欧貿易摩擦の深刻化への懸念が和らぎ、米国株が比較的堅調だったことも安心感につながって、本日の東京市場ではひとまず買い戻しの動きが先行した。
しかし、トランプ米大統領は中国に対する制裁関税を予定どおり本日発動すると表明している。
中国も報復措置を実施する構えを見せているため、双方の反応を見極めたいところだろう。
さらに米国では6月雇用統計の発表も控えているとあって、買い戻し一巡後の日経平均は上値の重い展開を強いられている。
中国・上海総合指数が弱含みとなっているため、後場の日経平均は一段と上げ幅を縮める可能性もある。



やはり日経平均の上げ幅に比べると相場全体の重苦しさが意識されているのか、新薬候補の試験結果を発表したエーザイ (T:4523)、米同業から欧州事業の一部を買収すると発表した大陽日酸 (T:4091)、決算発表のクスリのアオキ (T:3549)といった個別材料株に物色が集中しているようだ。
新興市場でも直近IPO銘柄のロジザード (T:4391)やバイオ株のラクオリア創薬 (T:4579)などが値を飛ばしている。



■ドル・円は高値圏でもみあい、米国の対中制裁に警戒も

6日午前の東京市場で、ドル・円は小じっかり。
日本株高を背景に円売りに振れ、ドルは110円後半の高値圏でもみあった。
ドル・円は、110円半ば付近で寄り付いた後、米株高を受け日経平均株価が堅調地合いとなりリスク選好的な円売りが先行。
ドルは一時110円74銭まで強含んだ。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、目先の日本株高継続への思惑からやや円売り基調に。
ただ、上海総合指数はマイナス圏で、警戒感も残る。
また、今晩の米6月雇用統計発表や米国の中国に対する制裁関税の発動を控え、午後は慎重な取引となりそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円53銭から110円74銭、ユーロ・円は129円24銭から129円46銭、ユーロ・ドルは1.1680ドルから1.1697ドルで推移した。


(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・クスリのアオキ (T:3549)、ラクオリア創薬 (T:4579)など、8銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップはエーザイ (T:4523)、同2位はTDK (T:6762)

■経済指標・要人発言
【要人発言】
・馬駿中国人民銀金融政策委員
「米国が500億ドル相当の追加関税発動なら、中国の成長率は0.2%ポイント低下の可能性」

【経済指標】
・5月家計支出;前年比-3.9%(予想:-1.5%、4月:-1.3%)
・5月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+2.1%(予想:+0.9%、4月:+0.6%)


☆後場の注目スケジュール☆


・15:00 独・5月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、4月:-1.0%)
・16:30 英・6月ハリファックス住宅価格(前月比予想:+0.2%、5月:+1.5%)


<SK>

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