トルコ危機の中、水曜日ドルは過去13ヶ月間の高値水準で取引された。米製品への関税引き上げを発表後、トルコリラは上昇した。
米ドルインデックスは、2017年の6月以来の高値である96.76をつけた後、日本時間16時48分時点で0.09増で96.63となった。
ユーロはトルコ危機を受けて売り圧力が高まった。またドルはユーロ安により上昇している。
EUR/USD は2017年7月5日以来の最低水準である1.1317を下回った後、1.1333となった。
トルコのリラはドルに対して上昇し、 USD/TRY は5.9740の日中の安値を打った。
トルコリラは月曜日の記録的な下落から、初めて1ドル6リラの水準までもどった。
トルコが米国の輸入品に追加料金を課す発表された以降、リラ高傾向になった。
トルコの副大統領は、この政策について近年のトルコ経済に対する米国政府の「意図的な攻撃」に対する報復であると述べた。
アメリカとトルコの外交関係が悪化し、エルドアン大統領による金融政策への懸念や、経済悪化がトルコリラの今年40%の下落を招いた。
このトルコリラの下落により、トルコリラやトルコ経済に関連する会社への懸念により市場はパニックになっている。
円に対してドルは上昇し、 USD/JPY は0.17%増で111.34となった。
ブレクジットに対するメイ首相の発言や、賃金成長の低迷などの懸念により、ポンドは13ヶ月ぶりの安値に近い水準を記録していた。
GBP/USD は1.2692の安値を記録した後、1.2728となっている。