「シカゴ日経平均先物(CME)」(26日)
DEC18
O 21540(ドル建て)
H 21560
L 20825
C 21280 大証比+50(イブニング比+50)
Vol 33931
DEC18
O 21515(円建て)
H 21540
L 20795
C 21250 大証比+20(イブニング比+20)
Vol 85366
「米国預託証券概況(ADR)」(26日)
トヨタ (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)、エーザイ (T:4523)、ファーストリテ (T:9983)、ホンダ (T:7267)、TDK (T:6762)が堅調。
一方で、ファナック (T:6954)、NTT (T:9432)、資生堂 (T:4911)、任天堂 (T:7974)、キヤノン (T:7751)はさえないなど、対東証比較(1ドル111.91円換算)で高安まちまち。
米国株式相場は下落。
ダウ平均は296.24ドル安の24688.31、ナスダックは151.12ポイント安の7167.21で取引を終了した。
ネット小売のアマゾン(AMZN)及び検索大手のアルファベット(GOOGL)の決算で成長減速が示されたことで、米企業業績への先行き懸念が強まり、ハイテク株を中心に終日大幅下落となった。
7-9月期GDP速報値は予想を上振れたものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では自動車・自動車部品を除いて全面安となり、特に小売や不動産の下落が目立った。
アマゾンは年末商戦期の弱気な売上見通しが嫌気され大幅下落。
アルファベットやケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)は、売上高が予想を下振れ軟調推移。
携帯端末のアップル(AAPL)は、本日から新製品「iPhoneXR(テンアール)」の販売を開始したが小幅下落。
一方で、半導体のインテル(INTC)は決算及び業績見通しが予想を上回り上昇。
旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)も決算内容が好感され、堅調推移となった。
7-9月期GDP速報値が堅調な内容となったことから、株式相場の下落に伴い米経済も失速するとの見方は行き過ぎであり、今週の株価下落は一時的な調整と考えるのが妥当だろう。