ドルインデックスは月曜日、政策金利のペースに対する懸念にの中で下落している。また、ポンドはEU離脱を巡る懸念の中1.28の水準を保っている。
米ドルインデックス金曜日に0.48%下落した後、日本時間17時の段階で0.09%下落し、96.25となった。
金曜日のリチャード・クラリダFRB副議長の世界経済の成長が米国に関連するというハト派のコメントを受けてドルは弱まっている。
クラリダFRB副議長はまた、米国の金利が中立的な水準に近づいており、中立金利は理にかなっているとした。
また、ダラス連邦準備制度理事会のロバート・カプラン総裁は、金曜日、彼はヨーロッパと中国で成長の失速がみられると述べた。
このコメントは、連邦準備理事会(FRB)が予想よりも早く利上げペースを休止する可能性があることを示すものであった。
ドルは日本円に対して、112.61の2週間の最安値にまで落ちた後、 USD/JPY は112.82で円に対して小幅高である。
週末のApecサミットで、マイク・ペンス副大統領と習近平国家主席の緊張感を受けて、全体的な市場は依然として慎重だった。
ユーロは1.5週間ぶりの高値であり、EUR/USDは1.1420となった。
先週のドミニク・ラーブEU離脱担当相の辞任により英ポンドは下落したが、月曜日GBP/USDは0.3%上昇して1.2872となっている。
欧州連合(EU)の主席交渉担当がEU離脱の移行期間をさらに2年間延長し、英国とEUに貿易協定を締結するためのより多くの時間を与えるよう提案したという報告があり、英ポンドは支えられていた
ドミニク・ラーブ氏にを含む閣僚が辞任した後で、メイ英首相は窮地に立たされている。
ポンドはユーロに対して上昇し、 EUR/GBPは0.29%低下して0.8874となった。