28日の米国市場では、NYダウが617.70ドル高の25366.43、ナスダック総合指数が208.89pt高の7291.59と急伸。
シカゴ日経225先物は大阪比165円高の22395円と上昇した。
本日早朝の為替は1ドル113円台半ばの小幅な円高で推移している。
本日の東京市場は米国株急伸を好感し、買い優勢の地合いが見込まれる。
任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)などの高流動性銘柄を中心に、電子部品や機械など幅広い銘柄に買いが広がりそうだ。
ただ、トランプ米大統領が日米間の貿易不均衡の象徴として自動車セクターを挙げており、主要20カ国・地域(G20)首脳会議を前に自動車や自動車部品株は上値が重くなろう。
また、米国での早期利上げ打ち止め観測から金利先高観で買われてきた銀行や保険株はさえない動きを強いられそうだ。
東証1部銘柄の値上がりによる信用取引の担保価値増大で、個人投資家による新興市場銘柄の短期売買も活発化しよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたニチレイ (T:2871)、住友化 (T:4005)、塩野義 (T:4507)、日本新薬 (T:4516)、エーザイ (T:4523)、テルモ (T:4543)、三和HD (T:5929)、NEC (T:6701)、 アンリツ (T:6754)、かんぽ生命保険<7181>、カチタス (T:8919)、JR西日本 (T:9021)、JR東海 (T:9022)、JAL (T:9201)、乃村工芸社 (T:9716)などに注目。