18日のニューヨーク市場は、米国がプレジデンツデーの祝日のため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いた。
ドル・円はやや下げ渋り、110円54銭から110円65銭で推移し、110円61銭で引けた。
ユーロ・ドルは1.1331ドルから1.1302ドルまで下落し、1.1314ドルで引けた。
米商務省によると、ロス商務長官は17日に自動車・同部品輸入が米国の国家安全保障に及ぼす影響に関する調査結果をトランプ大統領に正式に提出したもよう。
この動きに対してユンケル欧州委員長は独紙で「米国が自動車追加関税発動ならEUは報復する」との見方を示しており、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが観測された。
ユーロ・円は125円27銭から125円00銭まで下げる展開となった。
ポンド・ドルは、1.2915ドルから1.2935ドルの範囲内で推移し、1.2927ドルで取引終了。
ドル・スイスフランは1.0024フランから1.0047フランまで反発した。