26日の米国市場では、NYダウが33.97ドル安の26057.98、ナスダック総合指数が5.16pt安の7549.30と緩んだが、シカゴ日経225先物は大阪比50円高の21530円と小じっかり。
27日早朝の為替は1ドル=110円50-60銭付近と、26日午後3時時点より小幅の円高。
本日の東京市場では、シカゴ225先物の小幅高を受けて、押し目買いが先行しよう。
前日に売られたソニー (T:6758)、キーエンス (T:6861)、村田製 (T:6981)など電機セクターの大型銘柄を中心にしっかりとした動きが予想される。
もっとも米国株の弱含みや小幅の円高がマイナス要因となるため、上げ幅は限定的となりそうだ。
新興市場では、昨日に活況だったアンジェス (T:4563)が主導する形で、バイオ・創薬関連銘柄の人気が継続しよう。
昨日マザーズに上場したリックソフト (T:4429)に買いが集まって値が付かなかったことも市場センチメントは強気に傾く要因となろう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコムシスHD (T:1721)、セントラル硝子 (T:4044)、古河電 (T:5801)、SMC (T:6273)、太陽誘電 (T:6976)、セイコーHD (T:8050)などに注目。