メイ英首相が欧州連合（EU）から法的拘束力のあるブレグジットの保証を得たというニュースの後、英ポンドは火曜日のアジア市場で上昇した。
月曜日にメイ首相がEUからブレグジット交渉を「強化し、改善する」「法的拘束力のある変更」を確保したとリディントン内閣府担当相が発表し、投資家はリスクオンの姿勢になった。フランスではさらなる交渉が進行中であるとも大臣は付け加えた。
3月29日に予定されている英国のEU離脱を前に、メイ首相が依然として交渉をする可能性があるという希望が上昇している。 GBP / USDは、午後2時20分時点で0.56％高の1.3207となっている。
一方、AUD / USDはオーストラリア国立銀行（NAB）のビジネス調査と企業信頼感指数の指標が予想を下回り0.7068とほぼ横ばいで取引されていた。
NAB GroupのチーフエコノミストであるAlan Oster氏によると、企業信頼感指数はコンセンサス予想を下回り、受注はマイナスで、設備稼働率は低下傾向にあるという。
安全通貨と広く考えられている日本円は、米国およびアジアの株式市場でのリスクオンの動きを受けドルに対して下落した。火曜日の日本の 日経225は2％以上上昇し、中国の株式市場も約1.6％上昇した。
ドルインデックスは、0.12％安の97.055。トレーダーは本日午後9時30分発表予定の2月のインフレ率を注視している。
月曜日に、商務省は小売売上高が12月の-1.6％と比べ1月は0.2％に増加したと発表した。これは0.0％という予想を上回った。
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