26日の米国市場では、NYダウが140.90ドル高の25657.73、ナスダック総合指数が53.98pt高の7691.52と上昇し、連れてシカゴ日経225先物も大阪比120円高の21270円としっかり。
27日早朝の為替は1ドル=110円50銭台と、昨日午後3時時点比で円安方向。
本日の東京市場は前日の買い戻し地合いに米株高と円安が加わり、電機や機械など輸出関連銘柄を中心に強含みが予想される。
朝方にはパッシブ業者による3月期末配当の権利落ち分に見合った先物の再投資も予想され、日経平均の高構成比銘柄は高寄りし、その後はもみ合いに入る可能性がある。
また、日経平均が175円程度と推定される配当の権利落ち相当分を埋めれば、株価上昇が加速しよう。
東証1部銘柄の株価回復が進んで投資家の担保余力が戻り、バイオ・創薬株を中心とした新興市場銘柄の短期売買も活発化しよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたアカツキ (T:3932)、東海カ (T:5301)、三井海洋 (T:6269)、光通信、カプコン (T:9697)などに注目。