14日は米NYダウが207.06ドル高の25532.05、ナスダック総合指数が87.47pt高の7734.49、シカゴ日経225先物が大阪日中比105円高の21135と堅調。
15日早朝の為替は1ドル=109円60銭前後と、14日大引け時点とほぼ同水準。
本日の東京市場は米中貿易摩擦をめぐる懸念の後退を反映した欧米株高になびいて買い戻しの動きが先行しよう。
昨日に米中問題を嫌気しボリュームを伴って売られたソニー (T:6758)、キーエンス (T:6861)、トヨタ (T:7203)など大型銘柄のリバウンドが相場全体の地合い改善につながるとみられ、ソフトバンクG (T:9984)やファーストリテ (T:9983)といった日経平均の構成比が大きい値がさ銘柄もしっかりとした動きが期待されるだろう。
ただ、日本時間午前11時に中国工業生産高など経済統計の発表が予定され、内容次第ではファナック (T:6954)、コマツ (T:6301)などの売り直しリスクがある点に留意したい。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたTIS (T:3626)、マクロミル (T:3978)、コニカミノルタ (T:4902)、グレイス (T:6541)、アルバック (T:6728)、デンソー (T:6902)、新光電工 (T:6967)、KDDI (T:9433)、ミスミG (T:9962)などに注目。