米国株式相場は上昇。
ダウ平均は311.78ドル高の26029.52、ナスダックは107.23ポイント高の7833.27で取引を終了した。
中国人民銀行が為替操作を否定、人民元売買の基準値を元高に設定したことから米中貿易摩擦の懸念が後退し、買いが先行。
クドロー国家経済会議議長が中国側による9月の訪米を想定していると発言し、米中交渉の継続期待から堅調推移となった。
セクター別ではエネルギーを除いて全面高となり、特に保険や耐久消費財・アパレルの上昇が目立った。
航空機部品メーカーのトランスダイム(TDG)は、強気の通期見通しが好感され大幅上昇。
決済ネットワークのマスターカード(MA)は、デンマークの決済会社が保有する決済プラットフォームを約32億ドルで買収し堅調推移。
中国売上高比率が高い携帯端末のアップル(AAPL)やアパレルのナイキ(NKE)が買われた。
一方で、食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は、決算で赤字幅が予想より拡大し、35%超の急落となった。
マーケット終了後にエンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)が発表した4-6月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC