15日のアジア時間、オーストラリア雇用統計の結果を受けて豪ドルの対ドルレートが上昇した。
午後6時30分時点で、豪ドル/ドルは0.36%高の0.6771となっている。豪統計局発表によると、豪労働市場では7月に前月から4万1000人の雇用が創出され、予想の3倍以上の結果となった。
NZドル/米ドルは横ばいの0.6435となっている。
一方で日本円の対ドルレートは小幅高となった。米国債における12年ぶりの逆イールド発生により米国株式市場が急落し、安全資産需要が高まったことから、15日に日本円買いが行われたと見られている。
ドル/円は0.05%高で推移している。
中国の経済指標が予想を下回り、香港での政治的混乱が終わりを見せない等、投資家心理は悪化していた。
JPモルガン・チェース銀行 市場調査本部長 佐々木融氏は、「香港、ブレグジット、イラン情勢等地政学的リスクが依然として多く存在している。(リスク・オンの)大きな動きは期待していない」と述べた。
米ドルインデックスは小動きの97.752であった。
ドル/オンショア人民元は0.2%高の7.0376となった。