30日のマザーズ先物は前日比16.0pt高の842.0ptと5日ぶりの大幅反発となった。
高値は843.0pt、安値は830.0pt、取引高は1440枚。
前日の米国市場は、米中が貿易問題で歩み寄るとの期待から主要3指数は揃って大幅に上昇。
円相場が1ドル=106円台まで下落していることもあり、日本株式市場も大きく反発して始まった。
一方で、マザーズ先物は上述した好材料をナイトセッションの間に織り込んでいたようで、寄付きこそは上昇スタートしたものの、直後に売りに転じ、9時台前半の時点で本日の日中取引の安値をつけた。
しかし、日経平均が200円超と上げ幅を拡大していくにつれて、個人投資家心理にも回復がみられ、マザーズ先物も上昇に転じ上げ幅を拡大していく展開に。
その後、日経平均が節目の20700円台前後での攻防を続けるなかで、マザーズ先物も方向感を欠くかたちとなったが、大引けにかけては再度上昇に転じ、本日の高値目前の水準で取引を終えた。
売買代金上位では、昨日まで大幅下落をみせていたアンジェス (T:4563)をはじめ、そーせい (T:4565)、オンコリス (T:4588)、サンバイオ (T:4592)などバイオ関連株を中心に大幅な買い戻しが目立った。