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正午のドルは107円前半、米中協議結果待ちで方向感に乏しい

発行済 2019-10-08 12:43
更新済 2019-10-08 12:46
正午のドルは107円前半、米中協議結果待ちで方向感に乏しい

[東京 8日 ロイター] - 正午のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の107.36/38円。多くの市場参加者が10―11日にワシントンで開かれる閣僚級の米中通商協議の結果待ちとなる中、ドル/円は方向感に乏しい値動きとなった。

前日の海外市場で「リスクオフの後退を受けて円が売られた流れを引き継ぎ、(東京市場の午前の取引では)円高圧力は弱かった。しかし、ドルを積極的に買う投機筋な動きも見られなかった」(FX会社)という。

米中通商摩擦関連では、米商務省が7日、中国の監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン) (SZ:002415)や公安機関など28団体・企業を、事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加するなど、市場の楽観的な見方を打ち消す動きも出ており、先行きは「五里霧中」(外国銀)だという。

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