イントランス (T:3237):128円(+4円)大幅に4日ぶり反発。
インバウンドをターゲットとする宿泊施設を運営する「イントランスホテルズアンドリゾーツ」(東京都渋谷区)を設立すると発表している。
イントランス (T:3237)が中国人を中心とするインバウンドに関する情報・データを元に宿泊施設を取得・開発し、イントランスホテルズアンドリゾーツがイントランス所有の宿泊施設を中心にオペレーションを行う。
三菱UFJ (T:8306):527.4円(-4.2円)続落。
SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も760円から600円に引き下げている。
金融政策は、米国が段階的な利下げ方向、日本も為替次第ではマイナス金利深掘りを含む追加緩和という局面であり、低PBR・高配当利回りであっても、銀行株全体のウエイトをアンダーウエイトからニュートラルに戻す理由には乏しいとしている。
仮に1000億円の自社株取得を行っても、株価材料としては長続きしないとの見方。
カカクコム (T:2371):2439円(-153円)大幅続落。
公正取引委員会が飲食店情報サイトの実態調査を始めたと報じられている。
「食べログ」や「ぐるなび」などの大手が対象となっているもよう。
掲載店がサイト運営会社に年会費などを支払えば、サイト上の評価ポイントが上がるといった状況が懸念されているようだ。
同社では「有料サービスの有無が点数に影響することは一切ない」としているが、ビジネスモデルの先行きに不透明感も先行する形に。
ウエルシアHD (T:3141):5930円(+380円)急伸、年初来高値を更新している。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は184億円で前年同期比22.4%増益となり、従来予想の164億円を大幅に上回る着地となっている。
10月薬価改定の影響などを背景にして、通期計画330億円、前期比13.6%増は据え置いているものの、上振れ期待が反映される展開になっている。
売上好調が収益増をけん引する形だが、売価適正化などによって原価低減なども進んでいる。
イオン (T:8267):2118円(+135円)大幅反発。
前日に上半期決算を発表している。
営業利益は863億円で前年同期比3.9%減益となったが、第1四半期の同30.0%減益に対して、6-8月期は同16.6%増益と想定以上に健闘との評価になっている。
カジタク不正会計処理と会計処理変更の影響を除いた実質ベースでは、上半期は同7%の増益にもなっている。
GMSやSMの低迷は続いているが、ヘルス&ウエルネスや総合金融セグメントなどが下支えとなっている。
旭化成 (T:3407):1126円(+20.5円)続伸。
リチウムイオン電池を開発した同社の吉野彰名誉フェローが2019年のノーベル化学賞を受賞した。
日本人の化学賞受賞としては8人目となる。
同社の研究者だった1981年に携帯用の家電などに搭載する小型充電池の開発に着手し、1985年には繰り返し充電できるリチウムイオン電池の原型を完成させた。
大型株であり、今回の受賞が業績に与えるインパクトは限定的とみられるが、ご祝儀的な買いが先行する形にも。
ヤマウ (T:5284):398円(+3円)もみ合い。
ヤマックス (T:5285)と業務提携契約を締結したと発表している。
3月5日に公表した協議項目のうち、製品製造等の受委託と型枠の相互賃貸借で契約を締結した。
両社はセメント製品事業での需要伸び悩みや原材料・運賃の高騰、労務コストの上昇などに対応するため、提携に向け協議していた。
今後もコスト削減を目指して協議を続けるが、当面の材料が出尽くしたとの見方から売りが出ている。
エヌピーシー (T:6255):398円(+8円)年初来高値。
19年8月期の年間配当を従来予想の2.50円から3.50円(前期実績2.00円)に増額修正している。
同期の営業利益が前期比35.6%増の6.86億円になるなど業績が当初予想を上回ったため。
20年8月期の営業利益予想は18.4%増の8.13億円。
装置関連事業で米国の主要顧客に対する大型の新規ラインを売上計上する見込み。
また、上限15万株(0.50億円)の自社株を取得する。
取得期間は11月22日まで。