ALiNK (T:7077):3930円(+445円)急騰。
20年2月期第3四半期累計(19年3-11月)の営業利益を3.10億円と発表している。
前年同期比増減率は非開示。
ユーザー数の順調な積み上がりに加え、気象リスクへの関心の高まりを背景に堅調な推移となった。
通期予想は前期比9.3%減の3.17億円で据え置いた。
進捗率は97.8%に達しており、上方修正への期待が広がっている。
前日までの続落も値頃感からの買いにつながっているようだ。
東宝 (T:9602):4330円(-220円)大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は429億円で前年同期比20.6%増益となった。
ただ、9-11月期は93億円にとどまり、同9.3%の減益となっており、市場予想を下振れている。
これまで順調な収益成長が続いていただけに、想定外の失速とも受け止められているようだ。
なお、特別配当実施で期末配当金は17.5円から37.5円に引き上げ、200万株を上限とする自社株買いの実施も発表している。
日本国土開発 (T:1887):617円(-61円)急落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は74.4億円で前年同期比34.3%減益、第1四半期増益決算からは一転し、大幅な減益に転じている。
前年同期に見られたような好採算工事の割合が低下したことで、建築事業が増収ながらも大幅な減益になっている。
もともと通期では32.8%の減益予想であり、収益鈍化にインパクトはないが、株価が高値圏にあったことからも、上振れ期待などは後退する形になっているようだ。
スクエニHD (T:9684):5410円(-270円)大幅反落。
前日に『FINAL FANTASY VII REMAKE』、『Marvel's Avengers』の発売日の延期を発表している。
前者は3月3日から4月10日に、後者は5月15日から9月4日に、それぞれ延期。
クオリティの向上を延期の背景としているもよう。
今期業績の下振れ要因につながるほか、発売日が接近していたこと、2タイトルの延期発表となったことに、ネガティブなインパクトも強まる形のようだ。
Gunosy (T:6047):1322円(-156円)急落で一時昨年来安値を更新。
前日に上半期決算を発表、営業利益は1.6億円で前年同期比89.8%減益、6-8月期の2.3億円に対して、9-11月期は0.7億円の赤字となっている。
会社側の計画線上ではあるが、市場コンセンサスを下回っており、失望感が優勢となっている。
自社アプリの広告売上高などが、市場の期待と比べて伸び悩んでいるようだ。
メドレック (T:4586):314円(+9円)大幅に4日続伸。
米国で開発中の帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤)について、運動による影響を観察する臨床試験を実施し、発汗を伴う運動時でも十分な貼付力を示す結果が得られたと発表している。
先行指標品よりも皮膚刺激性が少ないなど、良好な製品として市場に浸透することが期待できるという。
20年にMRX-5LBTの新薬承認申請を行う予定。
LinkーU (T:4446):2169円(+134円)大幅高。
NHK傘下のNHK出版(東京都渋谷区)と業務提携契約を締結し、語学学習アプリやコンテンツ配信サービスを共同開発・運営すると発表している。
NHK出版は年間50タイトルを超える番組テキストのほか、書籍、雑誌、ムックなどを発行している。
Link-Uはサーバーインフラ技術、データ処理技術及びコンテンツ処理技術を活用して語学学習コンテンツを提供する。