(ブルームバーグ): ドイツの製造業受注は昨年12月に前年比で約10年ぶりの大幅減を記録、活動縮小からまだ抜け出せていない状況が明らかになった。
ドイツ連邦統計局の発表によれば、12月の受注指数は前月比で2.1%減、前年比では8.7%減少した。ユーロ圏からの資本財や消費財の受注が大きく落ち込んだ。
ブルームバーグのエコノミスト、ジェイミー・ラッシュ氏は「経済は底をつけたのではと考えている。2020年は徐々に回復ペースに弾みがつくと考えている。ただ、目立った回復の兆候は一切ない」と述べた。
ドイツ:12月の製造業受注指数、前月比2.1%低下―予想は0.6%上昇
原題:Surprise German Factory Order Slump Shows Worst Isn’t Over (1)(抜粋)
--取材協力:市倉はるみ、Kristian Siedenburg.
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