5日のマザーズ先物は前日比11.0pt高の746.0ptとなった。
なお、高値752.0pt、安値は736.0pt、取引高3185枚。
本日のマザーズ先物は、前日の米国株の大幅高などを受けて続伸となった。
前日の米国市場では、民主党候補者名予備選のスーパーチューズデーにおいてバイデン氏が、市場が嫌う急進左派のサンダース氏を上回る躍進を見せたことなどを好感し、NYダウが1100ドル超上げるなど主要3指数は大幅に反発した。
2月の米ISM非製造業景況指数やADP雇用統計が市場予想を上回る良好な結果だったことも寄与した。
これを受けて、日経平均が寄り付き直後に300円超値を上げると、個人投資家センチメントも上向き、マザーズ先物も上伸した。
ただ、民主党候補者名予備選の材料については昨日の日本時間において既に織り込み済みだったことや、国内景気に対する見方は米国と比べて懸念が強いこともあり、全体的にどの指数も次第に上値の重い展開となった。
マザーズ先物に影響を及ぼす指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄も本日は高安まちまちで、マザーズ先物のこう着感を強める一因となった。
なお、売買代金上位では、直近IPO銘柄のキッズスマイル (T:7084)やAmazia (T:4424)が12%超の大幅安となった一方、アンジェス (T:4563)やイグニス (T:3689)は大きく上昇した。
主力株どころでは、メルカリ (T:4385)やラクス (T:3923)が上昇した一方、サンバイオ (T:4592)やSansan (T:4443)は下落した。