11日のマザーズ先物は前日比28.0pt安の639.0ptとなった。
なお、高値は684.0pt、安値は636.0pt、取引高は11988枚。
本日のマザーズ先物は、新型コロナに対する根強い不安感が残るなか、取引終了間際までじりじりと下げ幅を拡大していく展開となった。
前日の米国市場は、トランプ米政権による景気刺激策への期待から主要3指数そろって大幅に反発した。
ドル円も日本時間で朝方までは円安基調を保持していた。
ただ、本日の東京市場では、景気刺激策に関する記者会見にトランプ米大統領が出席しなかったと伝わったことで、具体案がまとまってないとの印象が強まり、センチメントが後退していく形で、主要株価指数は朝方こそ小高く推移する場面もあったが、次第にマイナスに転じていった。
こうした背景から、個人投資家心理も後退としたとみられ、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄を中心にマザーズ先物も、取引終了間際まで徐々に下げ幅を拡げていく展開となった。
13日のメジャーSQに伴うロールオーバーの動きも見られた。
売買代金上位では、アンジェス (T:4563)、メルカリ (T:4385)、Amazia (T:4424)、ジーエヌアイグループ (T:2160)、そーせい (T:4565)などが下落した。