18日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円28銭から108円65銭まで上昇して引けた。
予想を上回った米国の2月住宅着工件数や米国の大規模経済支援策を見込んだ米国債相場の下落で、米債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、株式相場の急落を嫌い、リスク回避の円買いが再燃し上値を抑制。
ユーロ・ドルは、1.0985ドルから1.0802ドルまで下落して引けた。
イタリア債の急落が警戒感され、ユーロ売りに拍車がかかった。
ユーロ・円は117円94銭から116円90銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.1917ドルから1.1453ドルまで下落した。
英国の新型コロナウイルス対策に懐疑的見方がひろがった。
ドル・スイスは0.9605フランから0.9750フランまで上昇した。
[経済指標] ・米・2月住宅着工件数:159.9万戸(予想:150.0万戸、1月:162.4万戸←156.7万戸)・米・2月住宅建設許可件数:146.4万戸(予想:150.0万戸、1月:155.0万戸)