18日の米国市場ではNYダウが1338.46ドル安の19898.92、ナスダック総合指数が344.94pt安の6989.84と急落したが、シカゴ日経225先物は大阪日中比20円高の16530円と小幅高。
19日早朝の為替は1ドル=108円00-10銭(18日大引け時は107.04円付近)。
本日の東京市場では、米国株急落の打撃を円安進行が一定程度減殺し、任天堂 (T:7974)、トヨタ (T:7203)など円安恩恵銘柄に堅調な動きが予想される。
また、先週から公的年金資金によるESG指数構成銘柄への買いが指摘されており、KDDI (T:9433)、花王 (T:4452)などもしっかりとした展開が期待できよう。
その他、ソフトバンク (T:9434)やNTTドコモ (T:9437)などの通信セクター、アステラス薬 (T:4503)などの薬品系セクターといったディフェンシブ性をもった業種や銘柄が相対的に強く動きそうだ。
一方、原油先物相場の急落から国際帝石 (T:1605)やJXTG (T:5020)などの石油株については下落が予想され、流動性リスクの高い新興市場銘柄も3連休前の手じまい売りに押されよう。
その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日清食HD (T:2897)、TDK (T:6762)、スズキ (T:7269)、KDDI (T:9433)などに注目。