(14 時00分現在)S&P500先物3,380.00(+9.12)ナスダック100先物11,293.38 (+6.63)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル安。
NY原油先物(WTI)は高値圏で推移しており、今晩の米株式市場は売り買いが交錯しそうだ。
17日の取引で主要3指数は高安まちまち。
S&Pとナスダックは上昇したが、ダウは反落し86ドル安で取引を終えた。
15日に予定されていた米中通商協議が直前で延期となったほか、トランプ政権による中国ファーウェイへの禁輸措置で、米中対立の先鋭化が警戒された。
また、追加経済対策に関する与野党協議も進展がなく、買いは後退。
この日発表されたNY連銀製造業景気指数が低調な内容となり買い材料が乏しいなか、好業績のハイテク株が相場を支えた。
本日は方向感の出にくい展開となりそうだ。
引き続き米中関係の悪化が材料視され、買いは慎重になろう。
半面、今晩発表の住宅着工件数など住宅関連指標はいずれも前回を上回ると予想され、関連セクターを押し上げる要因に。
このところ買いを集めるホーム・デポの買いが続くか話題になる。
一方、11月の大統領選に向け、野党・民主党が17日から開催中の全国党大会も注目される。
直近の世論調査ではバイデン候補がトランプ大統領を僅差でリードしており、買いを抑える材料となろう。