米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は60.02ドル安の28248.44ドル、ナスダックは86.75ポイント高の11466.47ポイントで取引を終了した。
7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回る結果となった一方で、8月消費者信頼感指数が予想外に6年ぶりの低水準に悪化したことを懸念し寄り付き後に下落した。
しかし、強いハイテク株に支えられ引けにかけては下げ幅を縮小。
ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。
セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、エネルギーが下落した。
コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)や衣料小売りのギャップ(GPS)はアナリストの目標株価引き上げが好感され上昇。
食品メーカーのJMスマッカー(SJM)は第1四半期の好決算が好感され急伸した。
一方、家電小売りのベストバイ(BBY)は第2四半期決算が予想を上回る良好な結果だったが、CEOが今後の需要鈍化を警告したため下落。
高級宝飾品ブランドのティファニー(TIF)は、フランスのモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)による買収が先送りとなったため下落した。
S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズはダウ平均株価の構成銘柄の変更を発表し、31日の取引開始前に実施することを明らかにした。
石油大手エクソンモービル(XOM)、製薬大手ファイザー(PFE)、軍事レイセオン・テクノロジーズ(RTX)の3社にかわり企業向けソフトウェアのセールスフォース(CRM)、テクノロジーのハネウェル(HON)、バイオ医薬品のアムジェン(AMGN)が加わる。
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