NY外為市場でドルは高値を探る展開となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がFRBの金融政策の枠組みに関する講演で、インフレ目標を平均とする政策に変更すると発表。
より長期にわたり緩和策を維持する必要があることから米国債相場は一時上昇したが、その後、インフレ上昇の思惑に下落。
米10年債利回りは0.65%まで低下後、0.75%まで上昇した。
ドルも一時下落したがその後上昇に転じる荒い展開となった。
ドル・円は105円60銭まで下落後、106円57銭まで上昇。
ユーロ・ドルは1.1900ドルまで上昇後、1.1761ドルへ反落。
ポンド・ドルは1.3283ドルまで上昇後、1.3160ドルまで反落した。