(14時30分現在)
S&P500先物 3,351.62(+16.12)
ナスダック100先物 11,189.25(+128.75)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は90ドル高。
NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買いが先行しそうだ。
4日の取引で主要3指数は大幅続落。
ナスダックは前日比4%超も下げ、ダウは632ドル安の27500ドルで取引を終えた。
ハイテク関連の調整の売りが強まったほか、原油安を受けエネルギー関連が落ち込み指数を押し下げた。
また、テスラがS&P500の構成銘柄に採用されず、20%超も下落し市場心理を悪化させた。
一方、トランプ大統領が米中経済関係の分離に言及し、両国関係の悪化への警戒感も一段の売りを支援した。
本日は自律反発が期待される。
前週末から下落基調が続き、割安感の生じた銘柄に買戻しが入りやすい。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加的な金融緩和に思惑が広がるなか、株買い安心感が広がる見通し。
ただ、引き続き米中関係の先行きが懸念され、指数の上昇を抑える可能性があろう。
11月の大統領選に向け、トランプ大統領の対中強硬姿勢はますます先鋭化が見込まれる。
直近では中国政府のウイグル族に対する弾圧をクローズアップし、経済関係を制限するとの考えを示している。