先週末25日の米国市場では、NYダウが358.52ドル高の27173.96、ナスダック総合指数が241.30pt高の10913.56、シカゴ日経225先物が大阪日中比135円高の23165といずれも上伸した。
28日早朝の為替は1ドル=105円60-70銭(先週末大引け時は105.35円付近)。
本日の東京市場では、先週末の米国株高を反映してソニー (T:6758)、キーエンスなど大型輸出銘柄の買いが予想され、みずほ (T:8411)、三菱UFJ (T:8604)、野村 (T:8604)といった大手金融株も軒並み高が期待される。
また、政府の観光業支援策「Go To トラベル」キャンペーンの人気からJR東日本 (T:9020)、JR東海 (T:9022)も堅調が予想されるが、先週末に公募増資が報じられたANA (T:9202)は希薄化懸念から下落が予想される。
また、半導体子会社キオクシアの上場中止報道から東芝 (T:6502)も売り物に押されよう。
一方、強気の投資判断継続や目標株価の引き上げが観測されたエムスリー (T:2413)、ヒロセ電機 (T:6806)、デンソー (T:6902)、日東電工 (T:6988)、いすゞ (T:7202)、東エレク (T:8035)などに注目。