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米国株見通し:上昇一服か、コロナまん延を嫌気し調整も

発行済 2020-10-13 14:46
更新済 2020-10-13 15:01
© Reuters.  米国株見通し:上昇一服か、コロナまん延を嫌気し調整も
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(14時30分現在)

S&P500先物      3,526.12(-6.68)

ナスダック100先物 12,091.88(-6.37)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は40ドル安。

NY原油先物(WTI)は下げ渋るものの、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。

12日の取引で主要3指数は大幅続伸。

ナスダックは前日比2.5%超と強含み、ダウは250ドル高の28837ドルで取引を終えた。

7-9月期の決算発表を前に、業績期待からハイテク関連を中心に買いが強まった。

追加経済対策に関する与野党の協議は依然として先行きは不透明だが、この日は中小企業支援の早期採決に期待が高まり、株価の押し上げ要因に。

また、大統領選に向け共和、民主両党の政策を評価する機運が強気相場を後押しした。

本日は株高一服が予想される。

本日発表された中国の貿易統計は旺盛な輸入が好感され、関連セクターの買いが先行しよう。

ただ、世界保健機関(WHO)の集計では1日のコロナ新規感染者が欧州を中心に増加し、世界全体で過去最多の35万人超を記録。

また、追加経済対策の行方も、買いを抑制する要因となる。

個別銘柄では、決算発表のデルタ航空やシティ・グループ、ブラックロック、ジェイピー・モルガン・チェースなどが注目されそうだ。

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