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マザーズ先物見通し:反発、不動産のデジタル化が下支え

発行済 2020-10-26 08:15
更新済 2020-10-26 08:21
マザーズ先物見通し:反発、不動産のデジタル化が下支え
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本日のマザーズ先物は反発が予想される。

23日の米国市場は、10月製造業PMI速報値の改善を好感し寄り付き後上昇した。

しかし、経済対策を巡る交渉でムニューシン米財務長官が、前進はしたがペロシ議長の譲歩が得られず、「依然、著しい相違が残る」と述べ早期合意期待が後退し、下落に転じた。

不透明感から引けにかけても軟調に推移した。

ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。

本日のマザーズ先物はナイトセッションが小安く終了したものの、米国市場でナスダックが上昇したことや、23日のマザーズ市場が安値より大幅に切り返し底打ちしたとの見方から反発でのスタートが予想される。

国内では、赤羽国交相と平井デジタル相が不動産取引の重要事項説明書の電子化やメールでの顧客への送付などの方針で合意したと日本経済新聞が報じている。

このことで、AIinside (T:4488)や弁護士ドットコム (T:6027)などデジタル化関連が注目されることが予想される。

また、全日本不動産協会もベンチャーと業務提携して物件紹介や顧客とのやり取りをクラウド上でできるようにする方針を示したと日本経済新聞が報じており、フリー (T:4478)などクラウド関連が相場を下支えすることが期待される。

本日の上値のメドは1270.0pt、下値のメドは1180.0ptとする。

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