(15時30分現在)
S&P500先物 3,563.38(-16.72)
ナスダック100先物 11,991.50(+4.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は190ドル安。
NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。
18日の取引で主要3指数は反発。
ハイテク株買いでナスダックは持ち直したが、ダウは29483ドルと前日比44ドル高にとどまった。
新型コロナウイルスのワクチン開発は好材料だが、足元の感染者急増が嫌気され株売りを誘発。
この日発表された新規失業保険申請件数は前回を上回り、制限措置の強化による今後の雇用情勢の悪化が懸念された。
ただ、追加経済対策に関する与野党協議が近く再開する見通しとなり、指数を押し上げた。
本日も売りに押されやすい展開となりそうだ。
新規感染者の急増を受け、カリフォルニア州はほとんどの住民を対象に夜間の不要・不急の外出禁止を発表。
制限措置の強化による消費の減退で先行きの経済に不透明感が増し、株買いは後退しよう。
今晩は週末を控え、感染状況の一段の悪化を警戒した売りも見込まれる。
一方、政治情勢は政権の移行に不安が残るものの、追加経済対策の早期実施に思惑が広がり、前日同様に売りを抑える材料になろう。