本日のマザーズ先物は反落が予想される。
11日の米国市場は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてニューヨーク市も14日からレストランの室内営業を停止すると発表するなど、回復が停滞するとの懸念で寄り付きから下落した。
しかし、食品医薬品局(FDA)はファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を速やかに許可し、来週にも接種が開始される可能性が濃厚となったほか、上院が1週間の暫定予算案を可決し政府機関閉鎖が回避されると上昇に転じた。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落となった。
本日のマザーズ先物は米国市場でナスダックが下落したことや、ナイトセッションがマイナスで取引を終了した流れを引き継ぎ反落でのスタートが予想される。
明治安田生命保険がビデオ会議によるオンライン併用のシステムを正式に採用し、営業はオンライン併用を新基準にする方針と日本経済新聞が報じている。
このことで、今後、在宅ワークでのオンライン営業や電子契約などの普及が加速するとの見方が広がり、弁護士ドットコム (T:6027)などが相場を下支えすることが期待される。
本日の上値のメドは1201.0pt、下値のメドは1120.0ptとする。