(14時00分現在)
S&P500先物 3,641.50(+1.50)
ナスダック100先物 12,448.62(-13.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は20ドル高。
NY原油先物(WTI)は弱含み、今晩の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。
14日の取引で主要3指数はまちまち。
ナスダックは反発したが、ダウは下げに転じ184ドル安の29861ドルで取引を終えた。
9000億ドル規模の追加経済対策に関し与野党合意への思惑から、買いが先行。
ただ、新型コロナウイルスの感染による死者が30万人を超え、まん延は深刻化している。
ワクチン接種が始まったものの、ニューヨーク市では全面的なロックダウン(都市封鎖)の可能性が高まり、景気減速への懸念が指数を下押しした。
本日も売り買い交錯が予想される。
コロナまん延による大都市での制限措置で、引き続き減速を懸念した売りが出やすい見通し。
ただ、追加対策やワクチン供給への期待感が売りを抑制しよう。
また、今晩発表の経済指標のうち鉱工業生産は低調と予想されるが、NY連銀製造業景気指数が堅調なら株価の下げは限定的となりそうだ。
一方、連邦準備制度理事会(FRB)は本日から連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、緩和政策の長期化が意識されれば買い安心感につながりやすい。