(15時30分現在)
S&P500先物 3,705.62(+11.87)
ナスダック100先物 12,711.25(+40.50)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は90ドル高。
NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
16日の取引で主要3指数はまちまち。
S&Pとナスダックは続伸し、ダウは反落で44ドル安となったが30000ドル台を維持した。
この日発表された小売売上高は想定外に悪化し、一段の減速懸念が強まった。
ただ、連邦準備制度理事会(FRB)は15-16日に開催したFOMCで、政策金利の据え置きを決定。
市場が期待した債券買入れペースなど追加緩和は見送られたものの、実質ゼロ金利を2023年まで継続するハト派姿勢が好感され、買いを強める場面もあった。
本日は買い継続。
追加経済対策に関し与野党双方が合意に楽観的で、このまま協議が進展すれば早期の合意が見込まれる。
また、FRBの緩和政策の長期化も相場を支える材料になろう。
ただ、今晩発表の経済指標のうち、新規失業保険申請件数の高止まりは売り要因になる。
また、フィラデルフィア連銀製造業景況指数も低調な内容が見込まれ、製造業の弱さが意識されよう。
新型コロナウイルスのワクチン実用化が期待される半面、根強い減速懸念が指数の上値を抑えそうだ。