(14時50分現在)
S&P500先物 3,716.38(+21.38)
ナスダック100先物 12,773.88(+69.38)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は130ドル高。
欧州株高の波及も見込まれ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
24日の取引で主要3指数は堅調。
続伸のダウは70ドル高の30199ドルで取引を終えた。
クリスマス休暇に伴う休場を控え薄商いのなか、英国と欧州連合(EU)との通商合意で投資家心理は改善。
また、新型コロナウイルスのワクチン供給が景気の回復につながるとの楽観的な見方が広がり、減速懸念の売りは後退した。
半面、追加経済対策に関しては現金給付に関する与野党の違いが浮き彫りとなり、早期実施への不透明感が指数の一段の上昇を抑制した。
本日は買い継続か。
コロナ変異種の世界的なまん延が不安視されるなか、ワクチンの接種がEU内でも開始。
成果をあげれば減速懸念を弱める要因となるため、売りは縮小しそうだ。
また、トランプ大統領は追加対策法案への修正を求めて署名を拒否していたが、27日の署名で法案が成立しリスクオンのムードが広がりやすい。
ただ、すでに年末年始の休暇モードで、今晩発表のダラス連銀製造業活動指数がほぼ想定通りなら手がかりにならず、指数の上昇は限定的となりそうだ。