以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年2月28日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
緊迫するウクライナ情勢の影響で株式市場は依然として不安定です。
主要国が経済制裁に踏み切る中で、戦闘が早期に終えたとしてもウクライナの復興には時間を要するでしょう。
株式市場全体や個別の業界では、今回のウクライナ情勢をどう読むべきか…。
過去に起こった戦争のケースを参考にして相場の行く末を探ってみようと思います。
記憶にも新しいアフガン戦争(2001年)、イラク戦争(2003年)が起こった時の日米の相場を見てみると、NYダウは開戦後に上昇しています。
日経平均はNYダウほどではないにしろ調整しながらの微増と言える水準に収まっており、過去の例からは長期的な下落要因にはなりにくいと言えそうです。
業種別リスクとしては、ロシアから供給される天然ガスや自動車等のハイテク機器に使われるパラジウムなどのレアメタルを運ぶサプライチェーンが滞る可能性があります。
また、ロシアとウクライナは主要な小麦輸出国としても有名です。
貿易の需給バランスがさらに乱れると、燃料高騰が厳しい中で関連業界への影響が懸念されます。
血が流れる戦争は個人的には望みませんが、特定の業界に特需をもたらす側面も持ち合わせています。
それは歴史を辿っても明らかですし、あたくし達投資家には周知の事実です。
今回のウクライナ侵攻では、現実的に米露が直接対峙するとは考え難いので長期化はしないと思われます。
相場はリスク回避的な動きがしばらく続きそうです。
さて、厳しい局面の中でもチャートが動いてきている銘柄をチェックして参ります。
パワー半導体関連として注目されるタカトリ (T:6338)は、好決算となった2月9日に続いて同月14日には海外企業からパワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を発表すると動意しました。
時価総額が低く、足の軽さが目立つ印象です。
経営コンサルやM&Aアドバイザリーを手掛けるフロンティア・マネジメント (T:7038)は、2月10日に決算発表すると22年12月期が3期ぶりに過去最高益となる見通しです。
長期で下落基調となっていたチャートは、底を打って反発しております。
22年12月期で3期連続の最高益予想となったALBERT (T:3906)は、NTTドコモのAI開発を支援するなど材料は豊富です。
チャートは長期で下落基調でしたが、実力は折り紙付きで将来性も加味すれば売られ過ぎにも思えますねぇ。
卵殻膜原料を配合した化粧品などの販売を手掛けるアルマード (T:4932)は、2月14日の決算発表後に窓を開け急騰しました。
これまで無配だった配当を40円で復配する事が好感されております。
自社株買いも実施して、上場来高値を更新できるか監視中です。
テレワークや副業で注目されるクラウドワークス (T:3900)は、2月14日の決算と併せて上方修正しております。
直近ではオンラインアシスタントサービス「ビズアシ」のクライアントが1000社を突破。
チャートは決算後に底値から切り返してトレンド転換できるか。
最後は、22年12月期も4期連続で過去最高益更新する見通しを決算で発表したサイバーセキュリティクラウド (T:4493)です。
ウクライナ情勢を受け、経産省がサイバーセキュリティー対策強化を注意喚起している事を背景に、ここ最近、急上昇しております。
同関連としては少し出遅れる形でFFRIセキュリティ (T:3692)やセキュアヴェイル (T:3042)なども物色されてきておりますので監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年2月28日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
緊迫するウクライナ情勢の影響で株式市場は依然として不安定です。
主要国が経済制裁に踏み切る中で、戦闘が早期に終えたとしてもウクライナの復興には時間を要するでしょう。
株式市場全体や個別の業界では、今回のウクライナ情勢をどう読むべきか…。
過去に起こった戦争のケースを参考にして相場の行く末を探ってみようと思います。
記憶にも新しいアフガン戦争(2001年)、イラク戦争(2003年)が起こった時の日米の相場を見てみると、NYダウは開戦後に上昇しています。
日経平均はNYダウほどではないにしろ調整しながらの微増と言える水準に収まっており、過去の例からは長期的な下落要因にはなりにくいと言えそうです。
業種別リスクとしては、ロシアから供給される天然ガスや自動車等のハイテク機器に使われるパラジウムなどのレアメタルを運ぶサプライチェーンが滞る可能性があります。
また、ロシアとウクライナは主要な小麦輸出国としても有名です。
貿易の需給バランスがさらに乱れると、燃料高騰が厳しい中で関連業界への影響が懸念されます。
血が流れる戦争は個人的には望みませんが、特定の業界に特需をもたらす側面も持ち合わせています。
それは歴史を辿っても明らかですし、あたくし達投資家には周知の事実です。
今回のウクライナ侵攻では、現実的に米露が直接対峙するとは考え難いので長期化はしないと思われます。
相場はリスク回避的な動きがしばらく続きそうです。
さて、厳しい局面の中でもチャートが動いてきている銘柄をチェックして参ります。
パワー半導体関連として注目されるタカトリ (T:6338)は、好決算となった2月9日に続いて同月14日には海外企業からパワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を発表すると動意しました。
時価総額が低く、足の軽さが目立つ印象です。
経営コンサルやM&Aアドバイザリーを手掛けるフロンティア・マネジメント (T:7038)は、2月10日に決算発表すると22年12月期が3期ぶりに過去最高益となる見通しです。
長期で下落基調となっていたチャートは、底を打って反発しております。
22年12月期で3期連続の最高益予想となったALBERT (T:3906)は、NTTドコモのAI開発を支援するなど材料は豊富です。
チャートは長期で下落基調でしたが、実力は折り紙付きで将来性も加味すれば売られ過ぎにも思えますねぇ。
卵殻膜原料を配合した化粧品などの販売を手掛けるアルマード (T:4932)は、2月14日の決算発表後に窓を開け急騰しました。
これまで無配だった配当を40円で復配する事が好感されております。
自社株買いも実施して、上場来高値を更新できるか監視中です。
テレワークや副業で注目されるクラウドワークス (T:3900)は、2月14日の決算と併せて上方修正しております。
直近ではオンラインアシスタントサービス「ビズアシ」のクライアントが1000社を突破。
チャートは決算後に底値から切り返してトレンド転換できるか。
最後は、22年12月期も4期連続で過去最高益更新する見通しを決算で発表したサイバーセキュリティクラウド (T:4493)です。
ウクライナ情勢を受け、経産省がサイバーセキュリティー対策強化を注意喚起している事を背景に、ここ最近、急上昇しております。
同関連としては少し出遅れる形でFFRIセキュリティ (T:3692)やセキュアヴェイル (T:3042)なども物色されてきておりますので監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず