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注目銘柄ダイジェスト(前場):クレセゾン、神戸天然物化学、ピアズなど

発行済 2022-04-18 11:41
更新済 2022-04-18 11:45
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マルマエ (TYO:6264):2159円(+91円)
大幅反発。
先週末に22年8月期業績予想の上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の18億円から23億円、前期比90.6%増にまで引き上げ。
半導体分野での好調な出荷検収継続、FPD分野でのシェア拡大による受注増加などが背景。
上半期までの状況から上振れは想定線ともみられるが、発行済み株式数の1.56%に当たる20万株を上限とする自社株買いの実施を発表していることもあって、ポジティブ反応が先行。



ネットワン (TYO:7518):3125円(+25円)
もみ合い。
先週末に業績予想の下方修正を発表している。
22年3月期営業利益は従来予想の220億円から160億円、前期比18.7%減と、一転して減益見通しに引き下げている。
半導体不足に起因する機器仕入納期の長期化が継続し、複数案件の売上計上時期が23年3月期へ遅延する見通しのようだ。
ただ、納期遅延の可能性は従来から指摘されていたこと、受注高は上振れの見込みであることから、ネガティブ反応は限定的になっている。



ディスコ (TYO:6146):29770円(-120円)
朝高後、値を消す。
22年3月期営業利益が前期比66%増の880億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。
2期連続の最高益で、従来予想から50億円弱上振れとなったもようだ。
世界的な半導体不足を受けて活発な設備投資が続いており、製造装置の引き合いも高水準に推移。
850億円程度の市場コンセンサスも上振れで、ポジティブ視する動きが先行へ。
ただ、先に発表した個別売上高速報からコンセンサス上振れは想定線との見方も。



JAL (TYO:9201):2169円(-57円)
大幅続落。
前日に業績予想の下方修正を発表、22年3月期純損益は従来予想の1460億円の赤字から1770億円の赤字に下方修正。
第4四半期に入っての「まん延防止等重点措置」適用などにより、国内旅客需要が大幅に落ち込み、国内旅客収入が想定を大きく下回っているもよう。
下振れの可能性は織り込まれており、サプライズは限定的とみられるが、足元ではデルタ航空の決算などが買い材料視された経緯もあり、ネガティブ反応が先行。



クレセゾン (TYO:8253):1607円(+270円)
大幅続伸。
旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが、5.06%の株式を取得したことが大量保有報告書で明らかになっている。
保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。
株式買い増しなど短期的な需給妙味が意識されるほか、低水準の配当性向の引き上げなど株主還元強化が期待される状況につながっているようだ。



ピアズ (TYO:7066):1425円(+222円)
大幅に反発。
メタバース内でのライブ&コマース事業に参入すると発表している。
メタバース上でのIP(知的創作物)のライブイベントやイベント興行、スポーツイベント、アミューズメントの企画・制作・運営、運営受託を行う。
IPのファンクラブやグッズコマースも展開する。
事業開始は5月1日の予定。
これら事業での決済手段や特典付与、ポイント還元などは将来的に暗号資産で代替できるよう外部パートナーとの連携を図る方針という。



神戸天然物化学 (TYO:6568):1285円(+204円)
年初来高値を更新。
22年3月期の営業利益を従来予想の7.00億円から10.94億円(前期実績6.35億円)に上方修正している。
医薬関連・エレクトロニクス関連材料の量産ステージ製品を中心に期初の想定を上回る需要が発生したため。
継続した設備投資や人的投資で生産能力を向上してきたことが奏功し、需要取り込みに成功したとしている。
11日に年初来高値を記録した後、株価が軟化していたことから押し目買いも入っているようだ。



バードマン (TYO:7063):1780円(+209円)
大幅に3日ぶり反発。
エンターテインメント事業に特化した子会社「Entertainment Next」(東京都渋谷区)を設立すると発表している。
韓国発の多国籍アーティストグループ「BLANK2Y(ブランキー)」を所属させ、日本国内でのタレント活動のプロデュースやライブなどの企画・運営・広告業務などを推進する。
設立年月日は7月1日の予定。
子会社設立に伴い、23年6月期から連結決算に移行する。

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