[マドリード 8日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は8日、各地で試合を行い、アトレチコ・マドリードはレアル・マドリードとのダービーを1─0で制し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に一歩前進した。
アトレチコは前半40分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で判定が変わって得たPKをヤニック・カラスコが決め、これが決勝点となった。アトレチコがダービーで勝利するのは2015年以来。
アトレチコのディエゴ・シメオネ監督はモビスター・プルスに「誰もが目標に向かって競争するものだが、これは強く決定的な一歩。われわれはこの試合がどういうものか知っている」と語った。
一方、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は「いい試合だったし、互角に競り合った。(劇的逆転でCL決勝進出、リーグ制覇と)非常にエキサイティングな週の後のゲームにこれ以上は望めない」と振り返った。
セビリアは後半アディショナルタイムに追いつき、ビリャレアルと1─1のドロー。勝ち点を65とし、4位アトレチコと1ポイント差で3位を維持した。