[25日 ロイター] - 米オクラホマ州のスティット知事は25日、全米で最も厳格な中絶禁止法案に署名した。受精後の中絶を禁止し、民間人が中絶を手助けした人を提訴できる。
同知事は「オクラホマ州民に対し、全てのプロライフ法案に署名すると約束してきた。今日、その約束を守れることを誇りに思う」と表明した。
中絶禁止法案は共和党主導で可決された。直ちに発効する。医療上の緊急事態や強姦、近親相姦のみが対象外となる。
米国では、連邦最高裁が妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の判決を覆す可能性が高まったとみて、共和党主導の州が、中絶禁止法の制定を急いでいる。