[ニューヨーク 16日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル) .DJI 終値 17511.57(+190.86) 前営業日終値 17320.71(‐106.38)
ナスダック総合 .IXIC 終値 4634.38(+63.56) 前営業日終値 4570.82(‐68.50)
S&P総合500種 .SPX 終値 2019.42(+26.75) 前営業日終値 1992.67(‐18.60)
16日の米国株式市場は、前日までの5日続落から反発して取引を終えた。エネルギ ー株が大幅に持ち直したほか、朝方発表された米指標が、底堅い経済成長が続いているこ とを示し、市場心理が好転した。ただ週間では下落した。 ダウ工業株30種 .DJI は190.86ドル(1.10%)高の1万7511.57 ドル。 S&P総合500種 .SPX は26.75ポイント(1.34%)高の2019.42 。 ナスダック総合指数 .IXIC は63.56ポイント(1.39%)高の4634.3 8。
1月の米消費者信頼感指数が11年ぶりの高水準となったほか、昨年12月の米鉱工 業生産の製造業の指数は0.3%上昇した。 S&Pエネルギー株指数 .SPNY は3.2%上昇し、部門別で最も大幅に伸びた。国 際エネルギー機関(IEA)が今後、原油価格の下落傾向に歯止めがかかるとの見方を示 したことで米原油先物が5.3%、北海ブレント原油先物も3.9%上昇した。 個別銘柄では、世界最大の油田サービス会社、米シュルンベルジェ SLB.N が6.1 %上昇した。原油安によって世界の他の地域よりも「著しく大規模な」影響を被る公算が 大きいのは北米だとの見通しを示したことが材料視された。シュルンベルジェは約3分の 2の収益を北米以外で稼ぎ出している。
BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約77億株で過 去5営業日の平均である74億株を上回った。 騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が上げ2521で下げ575(比率は4.3 8対1)だった。ナスダックは上げ2075で下げ669(3.10対1)だった。