[ジュネーブ 25日 ロイター] - 国連のヴォルカー・ターク人権高等弁務官は25日、ロシアが10月以降にウクライナの重要なインフラを空爆したことにより、少なくとも77人の民間人が死亡し、数百万人が極度の苦境に陥っていると発表した。
声明で「(ロシアの)攻撃により、数百万人が極度の苦境と劣悪な生活環境に陥っている。全体でみれば、これは国際人道法下での深刻な問題を提起している」と指摘。一方で、ウクライナ兵がロシア人捕虜を処刑しているとみられる動画に関する国連の予備的分析では、動画が「本物である可能性が高い」ことが示唆されたとした。
国連の監視団はロシアとウクライナの双方が捕虜を拷問しているとの見解を示している。