[ソウル 26日 ロイター] - 韓国企画財政省は26日、外為市場を開放し取引を活発化させるため、外国金融機関に対しオンショアのドル/ウォン銀行間市場への参加を2024年から認める計画だと明らかにした。来月18日から許可申請を受け付けるという。
ウォンは現在、地元の銀行を通じてのみドルとの直接取引が可能で、取引時間も午前9時から午後3時30分までの6時間半に限られている。
政府は来年後半に取引時間をロンドンの営業時間終了に当たる午前2時まで延長する計画だ。
外国金融機関への許可は、国際的な銀行資本規制「バーゼル3」の自己資本・流動性要件を満たすと同時に、本社を置く国で銀行または証券会社の営業免許を得ていることが条件となる。
許可が付与されれば、ドル/ウォンのスポット市場と為替スワップ取引への参加が可能になる。