[ソウル 8日 ロイター] - 韓国の企画財政省は8日、国内為替市場を海外のトレーダーに開放し、取引時間を延長すると表明した。
来年1月から試験的にドル/ウォンの取引市場を海外金融機関に開放するほか、国内市場の取引時間を7月から午前2時まで延長する。
外国人投資家の市場アクセス拡大で市場変動が大きくなる可能性があるため、監視を強化するほか、グローバルな規制慣行を採用するとも表明した。
対策の一つとして、取引終了間際の相場変動につながる投機的な注文を防ぐため、現地時間15時20分─15時30分の間はショートカットキーでの注文を禁止する。
ウォンは現在、現地時間午前9時─午後3時半の間のみ国内銀行を通じてドルと直接取引できる。